ランドセルの良い選び方とは?
保護者としては子どものの好みを最大限考慮しつつも、選択肢が多くなりすぎないよう、さりげなくアドバイスしてあげるのがポイントです。
そのためにはまず親御さんがある程度ランドセルのトレンドや性能について理解し、自分の子にはどういうものが合いそうかをみつくろっておくと良いでしょう。
親も子も満足できるランドセル選びのポイント!
- デザインとカラー
- 重さや背負ったときの感じ
- 予算の範囲や価格帯
- どこで購入するか

最新モデルでわかるトレンド
最新モデルは性能や機能が良いことはもちろん、流行の色・デザイン、小学校の学習指導要領の改定などにも対応。
その年度に入学するこどもたちにぴったりの仕様になっています。
まずは人気のメーカーをチェックすることで、今年人気のデザインや、おさえておくべきポイントがわかります。
近くに大手総合スーパーのイオンやイトーヨーカドーがあれば実物を見に行きましょう。背負った感じや、実際の大きさは手にとって見てみるのが一番です。
ただ現場では現物はあっても資料やカタログがなかったり、専門の店員さんおらず「細かい機能面」や「メーカーごとの違い」「うちの子にはコレで良いのか?」などがわからない場合もあります。
見に行っても結局よくわからなかったと無駄足にならないよう、まずは公式サイトをチェックしたり、カタログ請求をすることからはじめるのをオススメします!
多くの人に選ばれている!人気のランドセルメーカー
当サイトでも人気が高く、多くの人に選ばれているランドセルメーカーを紹介します。
CMでおなじみ、知名度バツグンの「セイバン」天使のはね
創業100年の歴史あるセイバン。天使のはねと呼ばれる肩ベルトの画期的な機能と多彩なモデル展開で、ランドセルシェアの50%を占めています。品質の良さと価格のバランスもよく、デザインやカラーも豊富なので、お子さんも購入者も気持ちよく選べるランドセルブランドです。
ママに絶大な人気!ハシモト「フィットちゃん」
ハシモトの「フィットちゃん」は、使いやすさと女の子向けのデザインのかわいらしさで絶大な人気。身近な店舗でも購入でき、シェア率もかなり高いのが特徴。背負いやすくておしゃれなランドセルを検討中のかたに、おすすめです。
こだわりの工房系をお探しなら黒川鞄のランドセルがおすすめ!
末永く使える上質なランドセルをお探しの方には、工房系の中でも特にこだわりを持ったランドセルを制作している黒川鞄のランドセルがおすすめ。最高級のコードバンのランドセルを、熟練の職人が畳敷きの工房で一つひとつ手作り。こだわりのランドセルをお探しの方は、必ずチェックしておきたいランドセルメーカーです。
KIDS AMIならデザインと背負いやすさ、機能性と収納力の高さもばっちり
KIDS AMIのランドセルならトレンド感のあるおしゃれで今っぽいデザイン、背負いやすく丈夫なつくり、収納力の高さなど、すべての望みがかないます。仕分けしやすい工夫など、使いやすさにもこだわっているので、片付けや収納が苦手な子もストレスなく使えるのも魅力でしょう。
ふわりぃ(協和)のランドセルはおしゃれでかるくて丈夫なのが魅力
世界で初めて“クラリーノ製ランドセル”を誕生をさせた、協和のランドセル「ふわりぃ」。軽いのに丈夫で安心と、多くの人たちに選ばれているランドセルブランドです。ふわふわの“ふわりぃ肩ひも”で、お子様への体の負担も軽減。豊富なデザインやカラーと、手ごろな価格帯で人気のランドセルブランドです。
みんなどうしてる?失敗しないランドセルの選び方
失敗しないランドセル選びのために、最大手ランドセルメーカーのセイバンが調査した結果をもとに色々な角度から選び方をまとめてみました。
詳細がわかる関連記事のリンクもありますので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
ランドセルの購入時期は!?
先輩ママ達は、ランドセルをいつ購入しているのでしょうか?
なんと、年々購入時期は早まっており、2016年は7月8月に44.6%の人が購入したという調査結果が出ています。入学は来年の春なのに、年長さんの夏休みには約半数の人が購入済みって驚きますよね。
インターネットのブログやSNSの普及で、同年代ママたちのラン活状況をチェックすることができ「もう売り切れてた!」という情報などがゲットしやすくなったというのも理由の一つではないかと推測されています。
最大手ブランドでこれなら、もっと小さい工房系のメーカーとなると争奪戦になること必至です。ここ2~3年で【ラン活】なんて言葉も登場したくらいですから、【活動】しないと買えないランドセルがあるってことなんですね。
子供の長期休みになるゴールデンウィークにおじいちゃんおばあちゃんを連れて物色をして、ゆっくり選んで夏休みに試着・購入という流れが主流になりつつあるようです。
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ランドセル購入のピークは年々早まっており、2015年頃はゴールデンウィーク前から商品が並びはじめ、お盆頃に最初のピークが ...
ランドセルを購入する場所はどこで?
それでは購入場所はどこが主流になっているのでしょうか?
購入場所については、イオンやイトーヨーカドーなどのショッピングモールや総合スーパーが多く、子供やおじいちゃん・おばあちゃんも連れて気軽に近所のイオンで…というのが定番のようです。
総合スーパーには小さな工房系のランドセルがなく、鞄メーカーの店員さんのように詳細なアドバイスをしてくれる店員さんがいないのがデメリットです。
しかし、大手のメーカーは一通り揃っていて、気軽に試着しながら比較できるのが良く、1年を通して在庫があるのもメリットです。
最近ではインターネットのショッピングサイトでの購入も増えています。
全体の20%がネット購入となっていますが、地方に住んでいてこだわりのランドセルを買うにはネットから申し込むしか方法がない場合もあります。
そのため、ランドセルにこだわりを持つパパ・ママが増えていることでネット購入の割合も年々増加しています。
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2020年の新入学でランドセルの購入を考えている方のために、ランドセルを買う時期やどこで買うべきか? 大手百貨店? ホー ...
ランドセルの購入価格帯は?
ランドセルで気になるのはやっぱり価格。最近はいくらくらいがボリュームゾーンなのでしょうか。
現在、ランドセルは安いものは2万円台から、高級なものとなると10万円を超えるものまで幅広いラインナップが販売されています。
クラリーノなどの合皮や牛革なら5~7万円、コードバンなど、素材が高級になると7.5万円を超えるというのが目安です。
この中でボリュームゾーンは5~7万円のランドセル。大手総合スーパーで陳列されているランドセルもこの価格帯になります。
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ランドセルの値段の相場と、価格面での品質の違い
ランドセルの購入価格の平均は年々上がっており、2015年頃まで平均価格は4万円前後といわれていましたが、2021年のラン ...
男女別ランドセルの人気カラーは?
これまで男の子は黒、女の子は赤が定番でしたが、2021年の調査ではその結果に変化がありました。
男の子が購入したランドセルの色で、最も人気が高いのは「黒(ブラック)」とこれは例年通り。
ですが、2020年は70.0%だったのが61.2%と減少傾向に。その代わり人気が高まったのは、「紺(ネイビー)」や「青(ブルー)」、「緑(グリーン)」でした。
それまで黒一強だったのが、複数のカラーに分散する傾向がみられました。
女の子の色では、大きな変化が。
これまで「赤(レッド)」が最も人気のカラーでしたが、2021年では「紫/薄紫(スミレ、ラベンダー)」などパープル系カラーが1位に。
「水色(スカイブルー、サックス)」などの人気も高まっており、「桃(ピンク ローズ)」を含めると、パステル調のカラーが人気の傾向にあることがわかります。
ディズニープリンセスのイメージに近いカラーなどが人気のようです。
ジェンダーカラーやデザインのモデルも増加傾向に。より多様性のあるランドセル選びができるようになってきている証なのかもしれませんね。
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ランドセルで選ばれている素材は?
お手入れの簡単さやランドセルの重量が軽いことから、約80%の人が人工皮革のランドセルを選んでいます。
人工だから本皮に劣るかといえばそうでもなく、素材感も手触りもよく、雨に強いなどの機能面も充実していることから人気があります。
ランドセルに使われる素材は主に3種類。
- コードバン(馬革)
- 牛革
- 人工皮革(クラリーノなど)
それぞれの素材の特徴を把握した上で、子供の性格や、親の好みなどと合わせて選ぶと良いでしょう。
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お手入れの方法などについても、事前にチェックしておきましょう。
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ランドセルを選ぶとき親がチェックしたいポイント
選ぶのはあくまで子供。親は選ぶのをサポート。
そしておじいちゃん・おばあちゃんがスポンサー(笑)
というのが昨今の流れです…。
安易に選んでしまうと壊れてしまって6年間使いきれなかったり、途中で子供が「このランドセルいやだ」と言って持ちたがらなくなる、なんてこともあるでしょう。
6歳程度のこども「選べる」のはせいぜい色やデザインです。
あとは
- 卒業まで使えるか?(耐久性、品質保証、修理対応)
- 子どもが高学年になったときに恥ずかしくないか?(色やデザイン)
- 子供の体に合っているか?(サイズ)
- 万が一の事故に対応できるか?(安全性)
- 使いやすいか?(機能面)
など、親御さんがさりげなくチェックしてあげると良いですね。
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