選び方

ランドセルの値段の相場と、価格面での品質の違い

更新日:

ランドセルの値段の相場と、価格面での品質の違い

ランドセルの平均価格・売れ筋の相場は4万円前後と言われていますが、「高いなあ」と感じる方も多いのではないでしょうか?

売れ筋は4万円前後といっても、工房系や百貨店のブランドランドセルなら平均相場が6万円前後、高級な素材のコードバンを使用したものになると10万円を超えるものまであるのが昨今のランドセル業界です。

この記事ではランドセルの時代によっての価格の推移と、どんな価格帯があるか、値段によって何が違うのか、激安ランドセルを買うときの注意点をまとめています。

ランドセルの相場は?今と昔、値段の推移

昔からこんなにランドセルって高かったの?と思いますが、実は年々値上がりしているんです。

物価も上昇していますのでランドセルだけが値上がりしている訳ではありませんが、下グラフはランドセルの価格の推移データをグラフにまとめたものです。

ランドセル価格の推移

1955年(昭和30年)あんぱんが1個12円だった時代ですが、ランドセルは2,500円という高級品!1975年(昭和50年)大学初任給が9万円弱の時代には、ランドセルは10,000円に。

その後バブル期に35,000円程度をキープし、バブル崩壊後に30,000円程度に。ここ数年でまた価格が上昇しており、2014年(平成26年)には42,400円となっています。
(※ランドセル工業会調べ http://www.randoseru.gr.jp/history/kakaku.html

ランドセルが高級化・高価格化している理由

ランドセルの価格が高くなっている理由は主に次のようなものがあります。

  • サイズの大型化、原料費の高騰
  • 少子高齢化の影響で世帯あたりの子供の数が少なく、子供1人に使える金額が増加している
  • 共働き家庭が増加しており、世帯所得が上がっている
  • お金に余裕のある祖父母世代が入学祝いとしてプレゼントするのが定番化している
  • 多様化するニーズ、オーダーメイドなどに対応することで多品種を少量生産している

まず、ランドセルのサイズが以前のB5からA4へと大型化していることで材料費が増加したことに加え、原材料が高騰していることが挙げられます。

サイズについては、実は厚みも以前のランドセルより増しています。こちらは池田屋ランドセルの画像ですが、月曜日の小学生はこんなにも荷物があるんです。

安全に通学できるよう、手ぶらにさせるために「縦にも大きく広がる」ランドセルも増えてきているんです。

画像:池田屋ランドセル

画像:池田屋ランドセル

子どもや保護者の好みに合うよう、多色展開、コードバンなどの高級素材の使用、人気ブランドとのコラボ品、刺繍やスワロフスキーなど華美な装飾などを盛り込んでいくと、どうしても高価格化してしまいます。

一例として、こちらはセイバン天使のはねの人気モデル(定価は73,440円)ですが、型押しや刺繍、かわいい飾り窓、内張りのデザイン、鋲のデザインもかわいらしく細部までこだわって作ってあります。

画像:セイバン天使のはねモデルロイヤルレジオ

画像:セイバン天使のはねモデルロイヤルレジオ

※ランドセルが単一品種から多品種へとかわる流れは、セイバンの社長のインタビュー記事(http://news.livedoor.com/article/detail/12985540/)がとてもわかりやすかったので、興味があるかたはぜひご覧ください。

ランドセルの値段と性能は比例する?違いは?

ランドセルの平均価格は4万円台といっても、市場には1万円から10万円を超えるものまで様々なランドセルが売られています。

これらの価格の違いと品質にはどのような関係があるのかをまとめてみました。

ランドセルの価格帯はどうなっている?

ランドセルは、大きく分けると次のような価格帯に分かれています。

  • 1万円以下 …小売店での販売はほぼなく、インターネットなどで見かけることがある
  • 1万円台~ …代表はニトリのランドセル、ほとんどが中国製
  • 3万円台~ …イオンやヨーカドーなどのプライベートブランド、大手メーカーの標準モデル、日本国内で製造されている
  • 5万円台~ …大手メーカーの上位グレードやオーダーメイド、工房系メーカー、百貨店コラボメーカー
  • 8万円台~ …人気ブランドや、素材がコードバンなどの高級なもの

メインの価格帯は3~6万円となっています(平均4万前後)。小学校の6年間使うので、価格にとらわれず気に入ったものを購入する人が多いようです。

高い・高級ランドセルと、安い・格安・激安のランドセルの違いは?

イオンやニトリの安いランドセルと、大手メーカーの最上位グレードのランドセルには品質にどんな違いがあるのでしょうか。

大きな違いは素材や装飾

値段の違いは、主に素材ですので、安いものは極限まで安い素材を使っています。

4万円前後の平均価格帯のランドセルは装飾もシンプルで、大量生産が可能な人工皮革(クラリーノなど)が使われていますが、高級なものは牛革、ヌメ革、コードバンなどの天然皮革が使用されています。

また、高級なランドセルになるほど、刺繍や装飾品・鞄の内張り・ブランドロゴ(コラボ商品)など、飾りやデザイン部分での差別化がされています。

鞄としての基本性能はかわらない

ランドセルの鞄としての機能ですが、3万円台以上のものはほぼ同等の性能となっています。

  • 背負いやすい・おろしやすい背カンが使われている
  • 軽く背負える工夫がされている肩ベルトになっている
  • 型くずれを防ぐための補強材がしっかりしている
  • 背当ては通気性の良い素材が使われている
  • 数種類から色が選べる

このような部分には大きな差はありません。

もちろん品質や耐久性などを考慮すると多少の差は出ますが、最低限のランドセルの機能があればよいというのであれば、3~4万円程度の普及品でも全く問題はありません。

ランドセル各メーカーの価格・相場一覧

代表的なランドセルメーカーのランキング上位に入っている「売れ筋ランドセル」の価格相場をまとめてみました。

製造メーカー ブランド名(モデル名) 価格(税込)
イオン かるすぽ(FLATCUBE) 54,000円
セイバン 天使のはね(モデルロイヤルベーシック) 59,400円
協和 ふわりぃ(ロイヤルコレクション) 53,460円
ハシモト フィットちゃん(プレミアムふぃっとちゃん) 50,000円
鞄工房 山本 ラフィーネ 69,000円
土屋鞄 牛革ベーシック 65,000円
萬勇鞄 ラッフル 60,480円

大手メーカーは5~6万円前後が相場で、工房系は6~7万円が相場のようです。※工房系のランドセルはコードバンや牛革のほうが人気が高いため、価格が高めになります。

参考までにですが、超高額ランドセルもあるんですよ。

鞄工房山本にはコードバンに特殊な染め方をした「オールコードバン 夢こうろ染モデル」169,000円というランドセルがあります。土屋鞄にも最高級コードバンをイタリアでなめした「軽井沢モデル」140,000円という高額モデルが。

いずれも年間数十個の生産のようですが、どんな人が購入されるのでしょうね。

どうしても安いランドセルが欲しいならニトリか澤田屋

相場は5~6万円といっても、現実問題そんなに余裕がないな、という場合は激安・格安ランドセルも視野に入れて検討しましょう。ただし、ランドセルは「安かろう悪かろう」の粗悪品もありますから、選び方には注意が必要です。

ここでは、激安のランドセルを選ぶときのポイントをまとめておきます。ぜひ参考にしてくださいね。

1万円台のランドセルは避けたほうが無難

ランドセルにはお金をかけたくない場合ですが、1万円以下や1万円台のものは、6年間の使用に耐えうる強度があるのか?素材がみすぼらしい(明らかに安っぽくペラペラ)、質感が悪くないか?壊れた時の保証は?など、不安な点が多くあります。

せっかく買ったのに、子供にみじめな思いをさせたり、ランドセルが原因でいじめられるような事があっても困ります。よほどの事情がない限り、あまりに安すぎるランドセルは避けたほうが良いでしょう。壊れて買い直すとよけいに高くつきます。

2万円台ならニトリか澤田屋がおすすめ

どうしても安いものがほしければ、最低限の品質で人気も高いニトリのランドセルか、高品質なのに低価格の澤田屋のランドセル(ネット通販限定)を選べば安心でしょう。

どちらも6年間保証付きで、修理が必要になった場合はかわりのランドセルの貸出があります。

ニトリのわんぱく組

ニトリのわんぱく組は22,000円(税込)と低価格ながらも、かわいい色とシンプルデザインで人気があります。種類は6種類。実店舗へ行けば実物を手にとって試着もできるのが良いですね。

ニトリはいかにも安っぽい(それに、みんなが安いって知っている)のでちょっと抵抗あるな…というなら、インターネット通販限定の澤田屋ランドセルがおすすめです。

澤田屋ランドセル

澤田屋ランドセル

アウトレットシリーズなら21,000円(税込)6種類、プレミアムラティブシリーズなら29,800円(税込)8種類からあり、デザインもおしゃれでこだわりがあります。

澤田屋は製造工場から直接仕入れ、店舗なしでインターネット通販のみ。店舗運営費用・宣伝広告費用などを極限までおさえることで、高品質なランドセルを低価格で販売できています。

\澤田屋ランドセル公式サイトはこちら/

まとめ

ランドセルの平均価格帯は4万円ですが、工房系や、プレミアムモデルを選ぶと6万円以上になってしまうランドセル。決して安いお買い物ではありませんが、6年間使うものだから、と奮発する親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんが多いようです。

とはいえ、何かと物入りなこの時期ですから、なるべく出費はおさえたいというのもあります。学校によっては、高学年になるとランドセルを背負わないでリュックになるところもありますし、ある程度【予算】を決めて、その枠の中で選ぶのも良いと思いますよ。

高級志向になっているランドセル業界ですが、お値打ち価格のモデルも多数登場していますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

澤田屋
澤田屋ランドセルの特徴やポイント、口コミまとめ
澤田屋ランドセルの特徴やポイント、口コミまとめ

澤田屋のランドセルは、他社に比べて値段が安いことがまずポイントとして挙げられています。なんとお値段は3万円前後。 何かと物入りな小学校入学ですから、親御さんにとっても嬉しいと思いますが、安いと耐久性や ...

続きを見る

ニトリ
「ニトリ」わんぱく組シリーズのランドセルの特徴と口コミ

「ニトリ」わんぱく組シリーズのランドセルは、ニトリとTEIJIN(テイジン)の共同開発によって作られています。お買い求めやすい価格でありながら、丈夫なランドセルになっています。 ニトリは、家具やインテ ...

続きを見る

人気ランドセルメーカーランキング

 ランドセルのいろはでは、ランドセル選びに迷ったらシェア率の高い「イオンかるすぽ」、「セイバン天使のはね」、「フィットちゃん」をオススメしています!

※国内ランドセルの約3割のシェアを持つ「イオンのランドセル」についでシェア率の高い「セイバン天使のはね」「フィットちゃん」を紹介しています。イオンランドセルはネット割引+早割で10%オフなので、あえてネットからの注文をオススメしています。

イオン みらいポケット

手頃な価格・全国各地に店舗があることで圧倒的なイオンのランドセルは、なんと子どもの3人に1人が背負っています。

今年一番人気なのはランドセルの幅を大きくできる仕様の「みらいポケット」モデル。ランドセルの大きさを広げることが出来るので、6年間のうちに指導要領が変更になって荷物が多くなっても大丈夫!

WEBで買うメリット

イオンは実店舗で買うイメージが強いですが、インターネット注文だともっとお得になります。

1000円または3000円分のクーポン券、ランドセル収納ラック、交通事故やケガを保証してくれる「プレゼント保険」がついてくるんです!

試着は手軽に近くの店舗で、注文はインターネットで、受取は宅配便で自宅に届けてもらう、というのが2019年度の賢いイオンのランドセル購入方法ですね♪

セイバン 天使のはね

ランドセルのセイバンは創業100年の歴史あるメーカー。天使のはねと呼ばれる肩ベルトの画期的な機能、多彩なモデル展開でランドセルシェアの30%を占めるメーカーに。

ランドセルを選ぶときまず最初にチェックすべきメーカーといえます。

男の子にはシンプルながらもキラリと光るワンポイントがあるデザインや、スポーツタイプのモデルが多く、耐久性もあるため自信をもっておすすめできます。

女の子にも、最近人気のシックで大人びているけどビジューや刺繍でキラキラ感がある上品なモデルが多く、おしゃれなママ&子供でも納得できるデザインです。

WEBで買うメリット

WEBからの注文だと、通常価格の10%オフで購入できます。また、早期購入特典としてオリジナルフォトブックを無料で作れるクーポンをプレゼント!

ハシモト フィットちゃん

 使いやすさと、女の子向けのデザインの可愛らしさに絶大な人気があり、ランドセルメーカーのシェアはセイバンと1位2位を争います。

フィットちゃんには138種類ものランドセルがあるほか、「オーダーメイドランドセル」があるため、とにかくたくさんの種類から選びたい子どもにはぴったりです。

なお、オーダーメイドランドセルは例年夏休み中には受け付けを終了します。オーダーメイドをしたい方は早めに申込をしましょう。

-選び方

Copyright© ランドセルのいろは , 2018 All Rights Reserved.